月日は流れまくっていたのだった。
2年前の今頃は、
2年前の今頃は、
引っ越しであたふたしていたなあと
過去を思い出す日々。
過去を思い出す日々。
先日、前の家にいたときに面倒を見ていた
野良族のお嬢さんが、里親先で
虹の橋を渡ったと連絡がきた。推定15年。
元野良猫にしてはかなり長生き。里親先で
大事にされていたんだと思う。
緑色の瞳がとてもきれいな、
ちょっと気の強いお嬢であった。
面倒を見ていた野良族の皆様は他に数匹いて、
その子たちもそれぞれ里子に出した。
そのままにして引っ越すのは忍びなかったからだ。
そのうちの一匹であった茶猫男子は、
里親に引き取られて数か月後に
橋を渡ってしまった。生粋の野良で、家猫生活が
負担になったせいもあるのかもしれないが、
最大の原因は、日々パトロールしながら守っていた
他の野良猫嬢たちと引き離されたことだったかもしれない。
そのお嬢たちの中で一番
茶猫男子と仲が良かったのが
年齢の近かった、例の緑色の瞳をした
気の強いお嬢猫だった。
今頃はふたりで天国で
きゃっきゃっいいながら
じゃれあっていることだろうよ。
年齢の近かった、例の緑色の瞳をした
気の強いお嬢猫だった。
今頃はふたりで天国で
きゃっきゃっいいながら
じゃれあっていることだろうよ。
あの茶猫男子からは、捕獲して里子に出したせいで
守るべきお嬢猫たちや日々のパトロールを
奪ってしまった。
彼にとっては辛いことだったのではと
いまでも考えてしまう。
よかれと思ってやったことだったけれど
今でもその選択が本当に正しかったのかと
考えることがある。たぶん、この先もずっと
考えるのだろうと思う。
いまでも考えてしまう。
よかれと思ってやったことだったけれど
今でもその選択が本当に正しかったのかと
考えることがある。たぶん、この先もずっと
考えるのだろうと思う。
だから
いなくなってしまった彼らのことを
忘れる日はないと思う。
いなくなってしまった彼らのことを
忘れる日はないと思う。
そのうちまた会えるだろうから
そうしたら、悪いことしたね、と言いたい。
自分の考える幸せを無理やり押し付けて
ごめんね。と。
桜の花びらが雪のように舞う季節は
引っ越しの季節。
だが私にとってはここ数年、ちょっとだけ
心が疼く季節になりつつあるのだった。