2024年6月21日金曜日

おためし期間

最近のこのブログの投稿には、英語版が付いているものがある。お試し的に翻訳したものを掲載しているのだが、このための翻訳作業は結構興味深い。最近のAI翻訳は本当に精度が高くなってきていると実感する。

翻訳のほとんどは、有名なDeepL先生(尊敬のあまり先生と呼んでいる)に頼っている。全文をコピペするとあっという間に英語に翻訳してくれる。だがしかし。ここには落とし穴がある。日本語というのは、主語が明確でないことが多々ある。翻訳・通訳の際は、その表に出てこない、暗黙の了解の主語を、翻訳者なり通訳者なりが補足しなくてはならない。そうしないと、文法的にも意味的にも齟齬が出て、前後の文章との整合性がとれなくなってしまうからだ。さすがのDeepL先生も、毎回正しく推察してくれるわけではない。これは人間がチェックするしかない。でないと、文法的にミスはないが、全体的に何言ってるかわからない不思議な文章が出来上がってしまうからだ。

でもって、ひととおりロジックに破綻がないと思われたら、今度はこれを同じDeepL先生のリライト部門に見てもらい、よりナチュラルな英語に修正してもらう。これがかなりレベルが高いので、勉強になる。日本語頭で書いた英語は、とても回りくどい言い回しになったりすることがしばしばある。関係代名詞のwhichとかthatとかを多用して情報を詰め込んでしまいがちだからだ。そういう箇所をDeepL添削先生はすっきりとした英語頭の文章に修正してくれるのだ。

以前はGr~lyを使っていたんだが、あそこは高レベル添削が有料なので、今はもっぱらDeepL先生に頼っている。ただし、L先生のほうは1日の利用回数に制限があり、夢中になって何度も翻訳やリライトをしていると、途中で使用できなくなる場合もあるので気をつけないといけない。

面白いことに、L先生にリライトしてもらったものをGr~lyでチェックすると、総合的な点数がかなり低くなる。どういったタイプの文体にするかの設定にもよるのだが(ビジネス、学術的、一般的、などがある)、毎回概ね10ポイント近く、評価が落ちる。もしかしたら、GさんはL先生を快く思っていないのかもしれない。平静を装ってはいるが、GさんはL先生を、実はめっちゃライバル視しているのかもしれない。まあ、両方ともAIなんだけどね。

それにしても技術の進歩はめざましい。大昔のオンライン翻訳が、たとえば「spring has come(春が来た)」を「バネ持って来い」と訳したとしても、「うむ、通常運転」と思えるほどの凄まじいレベルだったことを覚えている私としては、感慨深いものがあるのだった。

2024年6月20日木曜日

おそろしや

 共同生活をしている男子の様子がおかしくなった。涙目になって、充血もしている。トイレにも行かない。ご飯も食べない。これはやはり診てもらうしかない。しかしそれはやっかいなことだった。彼は病院が嫌いなのだ。だが悪化する前に行かないと、もっとやっかいなことになる。

私は彼専用の特大サイズの洗濯ネットをこっそりと用意した。どうにか取り押さえ、洗濯ネット内に捕獲した彼をケージに入れた。どれだけ平静を装って用意しても、見えないところで準備しても、動物病院に行くときは、絶対に、必ず、バレる。動物のカンは本当に鋭い。

結果は風邪であった。「電気毛布を早々にしまってしまったからだろうか?」と思ったのだが、どうやら空気感染の可能性が濃厚だとわかった。空気感染?彼はひとりっ子である。また、ベランダに出て昼寝をする以外に、外に出ることはない。だがうちの周辺は野良にゃんこも多く、ベランダの下の道路でたむろっていることはよくある。彼はそうしたにゃんこ達をベランダからよく見下ろしている。そのせいか?そしてふと思い当たった。お向かいのうちの家猫も、ここ数週間、自転車に乗せられて動物病院に行くのを嫌がって、大声でわめいていたではないか。そしてうちの彼はいつものように野次猫よろしく、ベランダからそれを眺めていたではないか。

数週間後に風邪をうつされ、自分もわめき散らすことになることなど、その時の彼は知る由もなかっただろう。だが現実にはそうなった。道路を挟んでのお向かいだし、ベランダは2階だし、空気感染するか??と思ったのだが、獣医師の答えは「可能性大。」であった。なんと。油断も隙もあったものではない。空気感染、おそろしや~~~👻

抗生剤を打ってもらったが、目薬は毎日ささねばならない。動物病院に無理やり連れて行ったことで彼の私への信頼は失墜したが、目薬はそれに追い打ちをかける行為である。しばらくは、彼は私と距離を置くだろう。私自慢のメタボ腹の上で、これまたたぷたぷ腹を持つ彼が再び安心しきってお昼寝してくれる日々が戻ることを信じつつ、今日も目薬片手に彼を追い回す私なのである。

That's the nightmare

I'm concerned about the health of a boy who lives with me. Lately, his eyes have been watery and bloodshot, and he hasn't been eating or using the toilet. I know I need to get him checked out, although it will be quite difficult because he hates going to the vet. If I don't take him, his symptoms could worsen, making the situation even more challenging.

I secretly prepared an oversized laundry net for him. After catching him in the net, I managed to put him in the carrying bag. As I said, it was quite difficult. I tried to be as quiet and inconspicuous as possible, but he always seemed to sense when I was taking him to the vet. Animals have strong instincts.

The exam results showed that he had a cold. I wondered, "Did he catch it because I removed the electric blanket too soon?" However, it turned out that there was a strong possibility of an airborne infection. An airborne infection? He is an only child and rarely goes outside except to sleep on the balcony. But there are some stray cats and kittens around our house, and they often hang out on the street below our balcony. He frequently watches them from the balcony. Could that be the cause? Then I remembered something: The cat who lives across the street had been loudly complaining for the past few weeks, not wanting to be taken to the vet on a bicycle. He was watching that complaining cat from the balcony with his usual leisurely look on his face.

He probably couldn't have known that a few weeks later he would catch a cold and start complaining as well. But that's exactly what happened. We live across the street from that complaining cat, and the balcony is on the second floor, so it couldn't have been due to airborne infection. Well, that's what I thought. But the vet's answer was "It's quite possible"... Really? Even though they were not close enough? Gee... What a nightmare!

He was given antibiotics, but I still need to administer eye drops to him. It is obvious that I had lost his trust by forcing him to go to the vet, and the eye drops are another blow to his trust in me. He will probably stay away from me for a while. Now, every time I try to apply the eye drops, he runs away, shaking his flabby belly. I truly hope that he will eventually come back to me and relax on my flabby belly like he used to.